令和2年7月11日(土)開催 「第178回定例会」のご案内を申し上げます。
※当日は会場にお越しになれない会員様向けにYoutubeでLIVE配信を行います。
※LIVE配信視聴のみの方は申込不要です。
※LIVE配信用の視聴URLは当日に会員ML・会員専用Facebookグループにてご案内を致します。
緊急事態宣言も解除され、日常の生活を取り戻しつつあるのではないでしょうか。
エビスの定例会についても3月よりオンラインでの配信を行なって参りました。
段階的にではありますが、コロナ対策を取りながらリアル開催を実施して参ります。
皆様のご参加とご協力をどうぞよろしくお願い致します。
※情報交換会は開催いたしません。
現在、新型コロナウイルス(COVID-19)及び感染症について終息するまで以下の方針にてリアル開催を執り行います。
(状況によっては急遽ZOOMでの開催や中止も考えられるためEBSのホームページを確認し当日はご来場下さい。)
1)基本的に規模人数を(70名以下)での開催。
席の間隔をあけて受講できる体制にします。
同じ会社の人間とは隣同士可能です。
参加申し込みは
URL:https://everevo.com/event/55314
パスワード:ebs202007
上記URLより無料チケットにて申し込みをお願いいたします。
当日、受付での密回避のためご協力をお願いいたします。
※LIVE配信視聴のみの方は申込不要です。
2)入り口にてアルコール消毒液で除菌・体温計にて体温計測・参加チケットの確認をお願いいたします。
※ご来場の皆さまにおかれましては、「手洗い」や「マスクの着用」「うがいの励行」などの感染症予防対策へのご協力をお願い致します。
参考【厚労省 感染症への注意喚起】
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf
※なお、体温は37度5分以上の方はご参加いただけません。
3)大阪コロナ追跡システムへの登録。
ウイルスとの「共存」を前提とし、感染拡大の抑制と社会経済活動の維持の両立を図るため、府民・事業者の皆様 に感染拡大防止に取組んでいただくことと併せ、感染者が発生した場合に、感染者と接触した可能性のある方を追跡することができるシステムの登録をお願いいたします。
※受付でQRコードをご用意しております。
4)セミナー会場・ドアノブ・机の消毒徹底、講師机上のパネル設置
※予防対策としてマスクの着用をお願いしております。
※「マスク」については、可能な限り各自でのご用意をお願いします。(事務局にも用意がありますのでお困りの方はお声掛け下さい。)
受講者のみなさまには、安心してセミナーにご参加いただくため、何卒ご理解を賜りますよう、お願い申しあげます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する情報
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/tosei/news/2019-ncov.html
日時 | 令和2年7月11日(土)14:30~ (受付 14:00~14:30) |
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場所 |
■委員会・定例会 新大阪丸ビル別館2-3号室 大阪市東淀川区東中島1-18-22 新大阪丸ビル別館 (新大阪丸ビル新館の隣の建物になります。) 【アクセス】新大阪駅(新幹線)東口より徒歩3分 お問合せは、06-6324-0900 まで |
参加表明 | 無料チケットにて申し込みをお願いいたします。 URL:https://everevo.com/event/55314 パスワード:ebs202007 当日、受付での密回避のためご協力をお願いいたします。 受付は、定例会は7/11(土)午前10時までです。 ※人数変更・キャンセル等は、事務局(jimukyoku@ebs-net.or.jp)へ直接ご連絡ください。 ※LIVE配信視聴のみの方は申込不要です。 ※LIVE配信用の視聴URLは当日に会員ML・会員専用Facebookグループにてご案内を致します。 |
参加費 | 無料 ※会員様の人数制限はありませんが、密にならないため、出来る限り1社2名までの参加でお願いします。 非会員様は1社2名様まで初回参加に限り無料で見学できます。 2回目以降の見学をご希望の方は、お手数ですが事務局まで別途お問い合わせ下さい。 TEL:06-6324-0900 お問い合わせフォーム→https://business.form-mailer.jp/fms/52a053591396 |
内容 | |
委員会・オリエンテーション開催 ◇13:00-14:00 ・勉強会委員会 ・広報委員会 ※定例会委員会・交流委員会はオンラインでの開催を予定。別途案内をお待ちください。 ※初参加・非会員の方向けに、役員による「オリエンテーション」を事務局にて開催いたします。 |
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受付開始 ◇14:00~ | |
開会の辞:吉村会長 ◇14:30~ | |
講演 ◇14:35~16:05(90分) 詳細を見る
○講演要旨 兵庫県の但馬地方という田舎に、全国でも珍しい「日本で唯一の木製ハンガー専門メーカー」があります。それは中田工芸株式会社。 1946(昭和21)年に兵庫県豊岡市で創業した中田工芸は、上質な木製ハンガーづくりにこだわり、それまで「脇役」であったハンガーを「主役」に押し上げた立役者として注目されています。 高級なスーツやドレスをオーダーメイドするようなファッションに敏感な人であっても、その服をかけるハンガーにまで気を使っている人は少ないのではないでしょうか? 「誰でも必ず使っているのに、深く考えたことがないモノの代表格がハンガーじゃないですかね?」 そう笑いながら話す中田工芸の3代目社長・中田修平さんは、千葉大学を卒業後に米国アリゾナ州立大学に留学。ニューヨークで現地企業に就職後、2007年に家業に就き、青山に開店した「NAKATA HANGER」ショールームの立ち上げに参画。 服は身体に合わせて縫製するのに、服をかけるハンガーは、一般に売られているものは「形や大きさ」はほぼ同じというのが現状。服に合うハンガーを選んで使えばまだ良いけれども、服を買った時に付いてくるプラスチック製のハンガーや、クリーニングから戻ってきた針金のハンガーにつるしたまま洋服ダンスにしまうケースも少なくありません。 中田工芸が独自ブランドとして展開している「NAKATA HANGER」は、そんな常識を打ち破り洋服にフィットするハンガーを提案。S・M・Lのサイズに合わない体格の人や、色や形にこだわりの強い人向けには、オーダーメイドのハンガーも作って世に送り出しておられます。 木製ハンガーメーカーの多くは、中国などから入ってくる安価な輸入品に駆逐されていき国内製造を断念していった中、中田工芸だけが現存する「日本で唯一の木製ハンガーメーカー」となりました。 高価なものは1本数万円もするハンガー。贈り物として日本国内外のセレブからも支持され、今では各地の百貨店に自社製品が並ぶほか、「走るホテル」の異名を持つJR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」の16室ある客室のクローゼットにはドレス、シャツ、ジャケットと用途別の木製ハンガーが使われています。 このように中田工芸は「ECへの参入」「贈り物市場の展開」「海外進出」「伝統工芸とのコラボ」「世界で1つのオリジナルハンガー」など、次々と新しい取り組みを展開されていますが、決して順風満帆な道ばかりではありませんでした。 というのも、ハンガーメーカーにとっての最大の需要先はアパレルメーカーで、ショップに服を陳列する際の必需品として活用されています。「高級婦人服ブランドのブティック」で使う、色や形にこだわったハンガーの注文などを受けてきました。しかし1990年代ごろから中国製品が入ってきて「価格勝負」になっていきました。中田工芸も当時は台湾のパートナー会社に低価格品の製造を委託、激しい価格競争を何とか生き残ってきました。 そんな中、2004年10月20日に突如として悲劇が中田工芸を襲います。「台風23号」です。 台風23号が、中田工芸がある兵庫県豊岡市を襲い、工場が壊滅します。高価な原材料や製品、機械は設備が泥水に浸かり「再起不能ではないか?」と思われる状態にまで追い詰められました。そんな中で社員総出で泥水を掻き出して再起を図ります。 そして、中田修平さんの父で中田孝一さん(当時は社長・現会長)は、2007年に「個人客向けのハンガーを作って販売するBtoC」に力を入れ始めます。「価格勝負になりがちなファッション業界用から、より高付加価値の個人用へ」と舵を切るべく新規事業を開始。 時を同じくして現社長の中田修平さんがアメリカから帰国して専務に就任し、中田工芸の復活にむけた快進撃が開始されます。 順調に業績を伸ばし、2017年に中田修平さんが社長に就任。Amazonとの取り組みなどもマスコミに取り上げられたり、伝統工芸の輪島塗とのコラボ商品もインバウンド需要として注目されていました。 ところが、社長就任4年目を目前に発生したコロナ危機。そこで今回は、中田工芸が台風による危機からの復活。そしてコロナ禍での「次の一手」として何を思い、何を考え、どう動いていくのか? についてお話いただきます。 ○講師プロフィール 1978年生まれ。米アリゾナ大学ビジネス学部マネジメント学科卒業。 ニューヨークにて就職後、2007年に帰国し、中田工芸株式会社(兵庫県豊岡市)に入社。 同年に自社ブランドNAKATA HANGERを立ち上げ、東京青山にショールームを開設。 従来のアパレル向けの営業販売も行いながら、家庭用やギフト・記念品用の販路を開拓し、木製ハンガーの可能性を追求し続ける。 2017年に三代目社長として就任してからは海外進出も積極的に行い、同年には香港で初の展示販売のイベントを開催。 「世界一のハンガー屋になる」という夢を実現するために挑戦を続けている。 |
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その他 ◇16:05~16:15 ・月間、売上達成店舗表彰 ・その他連絡事項 |
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閉会の辞 ◇17:55 木下副理事長 |