はじめに
イーコマース事業協会(会員数185)は、日本で最も歴史があり、日本最大級の“イーコマース(EC)事業者の商工団体”として活動している団体で、“イーコマースの経験・知識・情報を持った人が集まる場” を合言葉に、関西を中心に 日本全国からネットショップ関係者が定期的に集まって互いに学びあっています。
私はイーコマース事業協会会員で、広報委員会に所属のあべ松大と申します。
先日行われた「第189回定例会」の参加者の1人として、当日のレポートを報告致します。
2022年1月8日14時30分から「第189回定例会」を感染対策の視点から十分な対策を行ったリアル開催とオンライン(Zoom)で開催いたしました。また、定例会後には情報交換会も開催いたしました。
参加人数は27名。
第1講演では、株式会社二天紀 代表取締役 山本頼和様に、「あなたにとって成果とは何ですか?GoogleAnalytics活用でCVアップ実践法」についてお話を頂きました。
第2講演では、株式会社インプレス 瀧川 正実様・株式会社日本流通産業新聞社 手塚 康輔様・MIKATA株式会社 根日屋 登紀夫様に、
「2022年どうなる?メディアが語るイーコマースの未来」についてお話を頂きました。
第1講演
株式会社二天紀 代表取締役 山本 頼和 様が登壇
第1講演では、「あなたにとって成果とは何ですか?GoogleAnalytics活用でCVアップ実践法」をテーマに、ご講演を頂きました。
「売上って本当に大切?」、「売上を上げるより利益を上げる」事をテーマにコンサルタント事業を展開されている株式会社二天紀 山本頼和様だからこそ語れる「実は見なければならない数字」が見過ごされている現状を踏まえ、その解決方法等お話し頂きまし
・アナリティクスはいろんな数値を見る事が出来る便利なツールですが、数字が多すぎて大切な数字がわからなくなってしまう傾向にあり、コンバージョンを上げるために活用する事を目的として見るべき数値を「受注件数」もしくは「問い合わせ件数」とし、「成果はコンバージョン」とわかりやすく定義されていらっしゃいました。
また、コンバージョンを増やすという視点で逆算したデバイス別・ランディングページ別・カート別などのCVRを見る事が重要であると学ばせていただきました。
明日から出来る実践法としては
(1)カートページでのお客様導線をわかりやすく表現し、不要なリンクはそぎ落とす。
(2)リピート率の高い販売強化商品を調べ、その商品ページへの集客増を改善する。
など具体的な改善方法もご紹介いただき、お客様目線でのページ制作の重要性を改めて感じました。
第2講演
株式会社インプレス ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長 瀧川 正実 様
株式会社日本流通産業新聞社 編集局デスク 手塚 康輔 様
MIKATA株式会社 メディアマーケティング部 根日屋 登紀夫 様が登壇
株式会社インプレス 瀧川 正実様・株式会社日本流通産業新聞社 手塚 康輔様・MIKATA株式会社 根日屋 登紀夫様にご講演いただきました。
「2022年どうなる?メディアが語るイーコマースの未来」をテーマに「直近のEC市場の動向」から大手が実店舗送客を視野に商品展開や仕組みづくりなどに着手していることを知ることができました。
また、モールECは3大モールがルール変更などあるものの依然として強い印象。ただし、自社商品の特性に合わせてあらゆるモールを使い分けていく事で売上の最大化が出来るのではないかとおもいます。
最後に、改正特商法やアフィリエイト規制などECにまつわる法改正が間近に迫っており、常にアンテナを張り巡らし、情報を得て、環境適応することが必要だと感じました。
次回の第190回定例会はリアルとZoomを用いて開催予定です。
イーコマース事業協会の定例会についての詳細は、こちらをご覧ください ≫ https://www.ebs-net.or.jp/regular_meeting/
2022年1月8日 株式会社ロマンライフ あべ松 大 (広報委員会)