はじめに
イーコマース事業協会(会員数210)は、日本で最も歴史があり、日本最大級の“イーコマース(EC)事業者の商工団体”として活動している団体で、“イーコマースの経験・知識・情報を持った人が集まる場” を合言葉に、関西を中心に 日本全国からネットショップ関係者が定期的に集まって互いに学びあっています。
4月11日12時30分から ブリーゼプラザにて、イーコマース事業協会の 18周年記念イベント ネットショップカンファレンス2020が開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症が日本のみならず全世界に拡大している状況を受け、参加者および関係者の健康・安全面を第一に考慮した結果、リアルでの開催をし、YouTubeオープン配信として第12回全国ネットショップグランプリ授賞式及びイーコマース事業協会会員限定配信講演として、宮本企画室合同会社 代表社員 宮本 順一 様に『売るために工夫すべきInstagramの活用術』と題し、ご講演いただきました。
私はイーコマース事業協会会員で、広報委員会に所属の京都インバン株式会社 辻 昌宏と申します。
この度、先日配信されたネットショップカンファレンス2020の視聴者の1人として、レポートを記したいと思います。
■聴講者の声
宮本様は、「ITを活用した商いの支援と知識の共有」をテーマに仕事をされております。ECサイトの改善・SNS運営の改善・ディレクション・リサーチ・アドバイス・セミナー講師・専門学校の非常勤講師と多岐にわる活動をなされております。
そもそも、Instagram・SNSをECに活用する理由として、ショッピングモールでのECは、集客は多いがどこで購入したかお客様に覚えていただけない状況にあり、自社サイトのようなカート型のECは、集客力は弱いが、SNSのアカウントを通してブランド名をお客様に認識してもらいやすいという特性があるという根本についてお話いただきました。
よって、Instagramを行ったからすぐに売り上げがあがるというものではなく、Instagramを通してお客様に
・知ってもらう
・フォローしてもらう
・ファンになってもらう
・買ってもらう
このフローが構築されてはじめて売り上げにつながることがわかりました。
また、このフローが成立しているか確認するために、インサイトを通して効果検証し、お客様との乖離をなくすためコンセプトをかため投稿していくことをお教えいただきました。
また、実際におこなわれている参考事例をまじえECサイトで販売して行く上でのInstagram・SNSの活用方法をお話しいただきました。
今、流行りのInstagramの活用法だけあり、さっそく取り入れたい内容の濃いご講演でした。
宮本様、貴重なお話ありがとうございました。
■第12回全国ネットショップグランプリ授賞式
全国ネットショップグランプリは活動の一環として2009年から、「より良い日本のeコマースを追求している方々の育成・顕彰」を目的として、
年に1回「全国ネットショップグランプリ」(旧エビス大賞)を制定し、「ネットショップが選ぶネットショップ」として、毎年 優れたネットショップを選出しております。
第12回となる今回は 令和元年11月9日~令和2年1月31日まで応募を受け付け、合計180店舗のご応募がありました。
■審査結果
【グランプリ】 ソムリエ@ギフト
【準グランプリ】 ROCOCO
【準グランプリ】 タビオオンラインストア
【ネットショップ担当者フォーラム賞】 CAWAII
【日本ネット経済業新聞賞】 無塩ドットコム
5月6月の定例会が開催中止となったため次回は7月11日に開催予定です!
次回の定例会は新型コロナウイルスが終息していれば新大阪で開催予定です。
イーコマース事業協会の定例会についての詳細は、こちらをご覧ください ≫ https://www.ebs-net.or.jp/regular_meeting/
2020年4月14日 京都インバン株式会社 辻 昌宏 (広報委員会)