2024年7月定例会にて「広告代理店をぶった斬る!ノウハウ無し。アドイン概念を生み出した動画狂人が熱く語る、数千万円の損失で辿り着いた内製化と無知の知の境地」と題して、ガードナー株式会社 福山 剣介氏に、今回はebsとして単独インタビューさせていただきました。
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講師: ガードナー株式会社 福山 剣介氏
その中で私達の取り組みがこれまでの広告と圧倒的に違うのは、運用型動画広告だけに絞ったことです。新聞やテレビなどのいわゆる純広告と呼ばれるものは効果測定が明確にできず、戦略のアクセルとブレーキが踏み分けにくいです。卸販売をやめたことでD2Cだけで運用型広告が100%コントロールでき、結果の出るクリエイティブを作ることに本当の意味で注力できるようになりました。成功も失敗も全て自分たちのせいになります。
採用するとしてもスキル・経験を重視するのではなく、センスや成長性を見るようにしてます。教える時、すぐ100点のクリエイティブができないのは当たり前だけど、1か月で10点⇒15点になるのか、60点に伸びるのかで、その先に手離れできるタイミングを見据えます。
成果が出るとやる気につながり、それが情熱になっていきます。変な話、最初からある情熱はかりそめです。情熱が必要なのは常にこちら側で、火がつく人は勝手につきます。
その感覚を自社の製品・サービスに落とし込んだ時、その伝え方は人の心を動かせるか?と自問し、それが成り立つと信じられる状態、それをアドインと定義しています。
―ガードナー株式会社様では、とてもユニークな製品を多く開発されていますが、新製品のアイデアは年間どのくらい出されているのでしょうか。また、実際に製品化するかどうかの判断基準は特にどのような点に重点を置かれていますでしょうか。
福山 剣介氏:
年間に何点という目標はなく、とにかく湧いたアイデアをスピーディに実現化することに重きを置いています。機能、デザイン、市場調査などやるべきこと、やった方がいいことは山積みでありそれを固めて発車するのが一般的です。もちろんそれは理解していますが、価値観として大事にしているのは「スピード・スピード・スピード」「PDCAではなくDDDD」という会社です。見切り発車だらけです。当然失敗もたくさんします。結果的にそれが第三者からしたら面白かったり勢いがあるように感じるのだろうと思ってます。当たっても連打、外れても連打、です。―ガードナー株式会社様では、もともとD2Cに取り組んでおられたとのことですが、動画広告を始める前はどのような広告を主に使われておられましたでしょうか?また、動画広告がこれまでの広告と最も違うところはどのような点だと感じられていますでしょうか。
福山 剣介氏:
もともとD2Cに取り組みつつ卸販売も同時にやっていました。でもネットを通して自社販売するのだ、という戦略は社長がネット黎明期の20年以上前から取り組んでいることです。ただ広告などについてはガードナーとしては知見ゼロスタートです。とにかくがむしゃらでした。その中で私達の取り組みがこれまでの広告と圧倒的に違うのは、運用型動画広告だけに絞ったことです。新聞やテレビなどのいわゆる純広告と呼ばれるものは効果測定が明確にできず、戦略のアクセルとブレーキが踏み分けにくいです。卸販売をやめたことでD2Cだけで運用型広告が100%コントロールでき、結果の出るクリエイティブを作ることに本当の意味で注力できるようになりました。成功も失敗も全て自分たちのせいになります。
―効果的な広告を内製化によって生み出すには、直観や情熱が大切であるとのことですが、今後、さらに優秀なクリエータを育成するために何かされていることはありますでしょうか?
福山 剣介氏:
ここは逆に内製化にこだわらず個人の外部パートナーを育てることも視野にいれてます。クリエイティブなことは絶対的にセンスが必要なのと、相性もあります。採用するとしてもスキル・経験を重視するのではなく、センスや成長性を見るようにしてます。教える時、すぐ100点のクリエイティブができないのは当たり前だけど、1か月で10点⇒15点になるのか、60点に伸びるのかで、その先に手離れできるタイミングを見据えます。
成果が出るとやる気につながり、それが情熱になっていきます。変な話、最初からある情熱はかりそめです。情熱が必要なのは常にこちら側で、火がつく人は勝手につきます。
―商品を売るためには、その良さを伝えるためにプロダクトとマーケットをつなげる方法を起点に考える「アドイン」概念が有効であるとのことですが、伝えるすべを考える力を培うために常日頃から行っていることは何かありますでしょうか?
福山 剣介氏:
とにかく広告を見ます。Instagram等では、友達の投稿よりも広告を見ます。印象的なものからくだらないものまでたくさんありますよね。どんどんスワイプしていって、稀に手がぴたっと止まる瞬間がある時、「自分は何が気になったんだろう?」と分析します。ああ、自分って、人ってこうやって心が動くんだ、というのを知ります。広告バカだなぁと自分で思います。その感覚を自社の製品・サービスに落とし込んだ時、その伝え方は人の心を動かせるか?と自問し、それが成り立つと信じられる状態、それをアドインと定義しています。
○講演タイトル
「広告代理店をぶった斬る!ノウハウ無し。アドイン概念を生み出した動画狂人が熱く語る、数千万円の損失で辿り着いた内製化と無知の知の境地」
○講師プロフィール
ガードナー株式会社
専務取締役
福山 剣介氏
1989 平成元年生まれ
2012 山口大学 農学部(バイオ系)
2016 空調機器メーカー入社:営業、設計、製造
2016 フィリピン留学
ドローンパイロット・スクール講師
プロ映像クリエイター
2017 ガードナー創業・入社
2023 ガードナー役員 マーケティング・販売戦略責任者
平成元年福岡生まれ、農学部を卒業したのに
機械メーカーに入社、4年で退職して海外逃亡、
その後ニートになりドローンで遊ぶ日々。
趣味から独学で撮影や編集を学びコンテスト優勝、フリー映像クリエイターに。
2017年開発メーカーのガードナー創業時から動画や広告を担当。
骨盤ベルトをSNS広告でヒットさせ発売1年で売上10億円を達成。
メーカーでD2Cのみで販売するモデルの会社方針を取り、販売戦略責任者として全体統括。
人と違うことがとにかく好き。普通は悪。
情熱と狂気の動画クリエイター。
「広告代理店をぶった斬る!ノウハウ無し。アドイン概念を生み出した動画狂人が熱く語る、数千万円の損失で辿り着いた内製化と無知の知の境地」
○講師プロフィール
ガードナー株式会社
専務取締役
福山 剣介氏
1989 平成元年生まれ
2012 山口大学 農学部(バイオ系)
2016 空調機器メーカー入社:営業、設計、製造
2016 フィリピン留学
ドローンパイロット・スクール講師
プロ映像クリエイター
2017 ガードナー創業・入社
2023 ガードナー役員 マーケティング・販売戦略責任者
平成元年福岡生まれ、農学部を卒業したのに
機械メーカーに入社、4年で退職して海外逃亡、
その後ニートになりドローンで遊ぶ日々。
趣味から独学で撮影や編集を学びコンテスト優勝、フリー映像クリエイターに。
2017年開発メーカーのガードナー創業時から動画や広告を担当。
骨盤ベルトをSNS広告でヒットさせ発売1年で売上10億円を達成。
メーカーでD2Cのみで販売するモデルの会社方針を取り、販売戦略責任者として全体統括。
人と違うことがとにかく好き。普通は悪。
情熱と狂気の動画クリエイター。