2022年6月、「2022年の後半戦を徹底予測!インフレ社会で「高く売る」ためのネットショップのSNS、動画の活用法」をテーマにご講演を頂いた、有限会社いろは 竹内氏に、今回はebsとして単独インタビューさせていただきました。
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講師: 有限会社いろは 代表取締役 竹内 謙礼氏
人材が優れていれば価格競争力のある商品を仕入れたり作ったりすることが可能になりますし、商品力もアップすることができるようになります。
マーケティング力も上がって適正な広告費が突っ込めるようになるので、ネットショップ運営のすべてが好転していきます。
ネットショップは他の商材に比べて立地に売上が左右されないぶん、人材が全てだと思ったほうがいいでしょう。逆を言えば、人材の能力が低いのにネットショップを運営し続けるのは厳しいと思います。
特に小さい会社は経営者の能力と売上が比例しますので、経営者自身のスキルアップは必要不可欠になります。
いろいろなネットショップの事例を研究して、戦略や商材を見直し、従業員の採用戦略や人材教育から見直した方が、今の時代は売上に直結しやすいと思います。
次にコロナが起きたら、過去のデータや経験から、世の中がどういうトレンドになって、何が売れるのか、ある程度、予測は立てられると思います。
しかし、ほとんどの人が予測を吹っ飛ばして、いきなり慌てて行動を起こすから、目の前の売り上げも、長期的な売り上げも両方取り逃してしまうんだと思います。
まずは冷静になって、「先を予測する」という初動を取れば、大きく戦略を見間違うことは亡くなるのではないでしょうか。
サブスクは一般的なネットショッピングと違い、長期的にお客さんが金を投資するサービスなので、「このサービス、利用してもいいかな?」と迷うところは大いにあります。
そこでネットで評判を調べたりすると、アフィリエイターのブログや動画、SNSにヒットして、それで契約が取れているのではないかと思います。
ただ、一般的にアフィリエイターを使って売上を伸ばすのはテクニカルな売り方になるので、スキルの低いネットショップ運営者では取り組みが難しい一面があります。
なので、正確に言えば「アフィリエイトが強い」のではなく、「アフィリエイトを使いこなせるスキルの高いネットショップが強い」という表現が正のかもしれません。
付加価値の高い商品を安く売るというのが最もネットショップに適した商品なんだと思います。
ただ、付加価値の高さによっては安いと思わせることが可能なビジネスなので、そのあたりは、戦略的に考える必要があるかもしれません。
たとえば、トートバッグを1980円で売る場合でも、モデルがプロデュースしたトートバッグだったら1980円で安いと思われるかもしれませんし、モデルの知名度によっては高いと思われるかもしれません。
また、動画をつけて販売したほうが付加価値は伝わりやすいかもしれませんし、へたくそなページだったら1980円でも高いと思われるかもしれません。
そのあたりの「コスパを良く見せる」というテクニックが、ネットショップの“勝負どころ”になっていくのではないかと思います。
―ネットショップは4つの力の総合力ということですが、全部が同じぐらいだとすると何からテコ入れをすれば良いでしょうか?
竹内 謙礼氏:
間違いなく人材です。人材が優れていれば価格競争力のある商品を仕入れたり作ったりすることが可能になりますし、商品力もアップすることができるようになります。
マーケティング力も上がって適正な広告費が突っ込めるようになるので、ネットショップ運営のすべてが好転していきます。
ネットショップは他の商材に比べて立地に売上が左右されないぶん、人材が全てだと思ったほうがいいでしょう。逆を言えば、人材の能力が低いのにネットショップを運営し続けるのは厳しいと思います。
特に小さい会社は経営者の能力と売上が比例しますので、経営者自身のスキルアップは必要不可欠になります。
いろいろなネットショップの事例を研究して、戦略や商材を見直し、従業員の採用戦略や人材教育から見直した方が、今の時代は売上に直結しやすいと思います。
―コロナと同じようなものはこれからも訪れると思います。もし発生した場合に取るべき初動は何が良いとお考えでしょうか?
竹内 謙礼氏:
「先を予測すること」だと思います。次にコロナが起きたら、過去のデータや経験から、世の中がどういうトレンドになって、何が売れるのか、ある程度、予測は立てられると思います。
しかし、ほとんどの人が予測を吹っ飛ばして、いきなり慌てて行動を起こすから、目の前の売り上げも、長期的な売り上げも両方取り逃してしまうんだと思います。
まずは冷静になって、「先を予測する」という初動を取れば、大きく戦略を見間違うことは亡くなるのではないでしょうか。
―サブスクの集客に他の広告よりもアフィリエイトが強いのは何故とお考えでしょうか?
竹内 謙礼氏:
見慣れないサービスだからだと思います。サブスクは一般的なネットショッピングと違い、長期的にお客さんが金を投資するサービスなので、「このサービス、利用してもいいかな?」と迷うところは大いにあります。
そこでネットで評判を調べたりすると、アフィリエイターのブログや動画、SNSにヒットして、それで契約が取れているのではないかと思います。
ただ、一般的にアフィリエイターを使って売上を伸ばすのはテクニカルな売り方になるので、スキルの低いネットショップ運営者では取り組みが難しい一面があります。
なので、正確に言えば「アフィリエイトが強い」のではなく、「アフィリエイトを使いこなせるスキルの高いネットショップが強い」という表現が正のかもしれません。
―価格勝負と付加価値勝負。どちらで進むか判断するのに自社の立ち位置を確認するための一番大きな判断基準は何とお考えでしょうか?
竹内 謙礼氏:
卑怯な回答になるかもしれませんが、両方だと思います(笑)。付加価値の高い商品を安く売るというのが最もネットショップに適した商品なんだと思います。
ただ、付加価値の高さによっては安いと思わせることが可能なビジネスなので、そのあたりは、戦略的に考える必要があるかもしれません。
たとえば、トートバッグを1980円で売る場合でも、モデルがプロデュースしたトートバッグだったら1980円で安いと思われるかもしれませんし、モデルの知名度によっては高いと思われるかもしれません。
また、動画をつけて販売したほうが付加価値は伝わりやすいかもしれませんし、へたくそなページだったら1980円でも高いと思われるかもしれません。
そのあたりの「コスパを良く見せる」というテクニックが、ネットショップの“勝負どころ”になっていくのではないかと思います。
○講演タイトル
「2022年の後半戦を徹底予測!インフレ社会で「高く売る」ためのネットショップのSNS、動画の活用法」
○講師プロフィール
有限会社いろは 代表取締役 竹内 謙礼氏
大企業、中小企業問わず、販促戦略立案、新規事業、起業アドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。
大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。
楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会・商工会議所及び企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。
特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。
現在、日経MJにて毎週月曜日にコラム「竹内謙礼の顧客をキャッチ」を連載中。『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)
「2022年の後半戦を徹底予測!インフレ社会で「高く売る」ためのネットショップのSNS、動画の活用法」
○講師プロフィール
有限会社いろは 代表取締役 竹内 謙礼氏
大企業、中小企業問わず、販促戦略立案、新規事業、起業アドバイスを行なう経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。
大学卒業後、雑誌編集者を経て観光牧場の企画広報に携わる。
楽天市場等で数多くの優秀賞を受賞。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会・商工会議所及び企業等でセミナー活動を行い、「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、多くの経営者や起業家に対して低料金の会員制コンサルティング事業を積極的に行っている。
特にキャッチコピーによる販促戦略、ネットビジネスのコンサルティングには、多くの実績を持つ。
現在、日経MJにて毎週月曜日にコラム「竹内謙礼の顧客をキャッチ」を連載中。『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『御社のホームページがダメな理由』(中経出版)、「会計天国」(PHP研究所)