2019年11月定例会にて、「共創価値のつくり方」をテーマにお話頂いた、楽天大学 仲山氏に、今回はebsとして単独インタビューさせていただきました。
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仲山考材株式会社 代表取締役 楽天株式会社 楽天大学学長 仲山 進也様
ご質問を拝見すると「商品」の問題だと思われているようにお見受けしますが、
一発屋と老舗は「商売の考え方」からして違っていると考えています。
温故知新のヒントがたくさんあると思います。
このテーマについても、前出の『あのお店はなぜ消耗戦を抜け出せたのか』で扱っています。
―新しいアイデアと融合した新商品をSNSで拡散した場合、一発屋になることがありますが、一発屋で終わる商品、継続販売できる商品の違いはどこにあるとお考えですか?
仲山 進也氏:
「一発屋と老舗の違い」については、拙著『あのお店はなぜ消耗戦を抜け出せたのか』で1冊まるごと使って考察しているテーマですので簡単には答えにくいのですが、ご質問を拝見すると「商品」の問題だと思われているようにお見受けしますが、
一発屋と老舗は「商売の考え方」からして違っていると考えています。
―初代ECコンサルタントであられる仲山様がこのアイディアはすごい!と思った店舗さんの売り方はどのようなものですか?
仲山 進也氏:
楽天黎明期の「このアイデアはすごい!」と思った事例については、拙著『あの会社はなぜ「違い」を生み出せるのか』でいくつも紹介していますので、ご覧いただければ幸いです。温故知新のヒントがたくさんあると思います。
―価格競争に陥りがちな型番商品ですが、仲山様が考えてらっしゃる価格競争にならない売り方はどういうものでしょうか。
仲山 進也氏:
自分の存在価値を考えることが大事だと思います。このテーマについても、前出の『あのお店はなぜ消耗戦を抜け出せたのか』で扱っています。
―当イーコマース事業協会は「売上げ向上・技術向上のための勉強、並びに会員相互の会員交流・情報交換を通じて、電子商取引を含む健全なる情報化を社会に普及させることを目的とする」団体でありますが、ご講演を終了してみてのご感想や、定例会の印象などお聞かせいただけると幸いです。
仲山 進也氏:
「名前覚え」のアクティビティをさせていただきましたが、結構みなさんに喜んでいただけたようですので、これからもコミュニティとして会員同士のつながりを豊かにする工夫をし続けることで、よりよい会になっていくと感じました。
○講演タイトル
「共創価値のつくり方」
○講師プロフィール
仲山考材株式会社 代表取締役 楽天株式会社 楽天大学学長 仲山 進也様
創業期(社員約20名)の楽天株式会社に入社、初代ECコンサルタントとなる。
2000年に楽天市場出店者の学び合いの場「楽天大学」を設立、
人にフォーカスした本質的・普遍的な商売のフレームワークを伝えつつ、出店者コミュニティの醸成を手がける。
2004年には「ヴィッセル神戸」公式ネットショップを立ち上げ、ファンとの交流を促進するスタイルでグッズ売上げを倍増。
中小・ベンチャー企業が消耗戦に陥らない経営、共創マーケティング、指示命令のない自律自走型の組織文化・チームづくり、自由な働き方を研究している。
質問しても質問で返すので、出店者からは「何も答えを教えてくれない人」という定評がある。
「共創価値のつくり方」
○講師プロフィール
仲山考材株式会社 代表取締役 楽天株式会社 楽天大学学長 仲山 進也様
創業期(社員約20名)の楽天株式会社に入社、初代ECコンサルタントとなる。
2000年に楽天市場出店者の学び合いの場「楽天大学」を設立、
人にフォーカスした本質的・普遍的な商売のフレームワークを伝えつつ、出店者コミュニティの醸成を手がける。
2004年には「ヴィッセル神戸」公式ネットショップを立ち上げ、ファンとの交流を促進するスタイルでグッズ売上げを倍増。
中小・ベンチャー企業が消耗戦に陥らない経営、共創マーケティング、指示命令のない自律自走型の組織文化・チームづくり、自由な働き方を研究している。
質問しても質問で返すので、出店者からは「何も答えを教えてくれない人」という定評がある。