株式会社エフ
川村 貴士氏

2025年2月定例会にて「売り上げアップの秘訣は「優良顧客の購買行動を知る」事だけだった!現役楽天コンサルが成功の秘訣を大公開!」と題して、株式会社エフ 川村 貴士氏に、今回はebsとして単独インタビューさせていただきました。
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講師: 株式会社エフ 川村 貴士氏

―SSやマラソンなどイベントスタート時点にランキングインさせることを意識して、色々な施策や準備を仕込んでらっしゃるお話がありました。 平常時は価格も定価になると、ランキングにも入らず、売上も下がると思いますが、平常時の売上は気にすることなく、イベント時の売上をあげることに集中すべき重要性について今一度ご教示ください。
川村 貴士氏:
今回の勉強会の根源となる「楽天優良顧客の買物の仕方」を理解するという事です。ダイヤモンドプラチナ会員が買う時に集中して売る→イベント時に超リピーターがまた買ってくれる→イベント時にランキングに掲載される→そこからまた優良新規購入者が増える。このサイクルを戦略的に作ることで効率よく優良顧客を獲得することが出来ます。
1年で1回?2回?しか買わないお客様(スタンダード会員)にRPP広告を無駄打ちするよりは中長期的にみて効果があります。
―一番もったいないのは「途中で諦めてしまうこと」とのお話がありました。商品販売当初の最初のフェーズでは、利益ゼロ(もしくはマイナス)であっても、レビューをため、売上高をあげ、カテゴリーランキングに入れることに徹底されるのが川村メソッドだと思います。 この最初のフェーズを抜けれたと判断できる指標は、としてどういったものがありますか?
川村 貴士氏:
カテゴリ内のシェアだと思っています。ランチェスター戦略にあやかって指標を決めていますが、第4階層の中で自分の商品の販売金額シェアが19%を超えたときがそのカテゴリでの殿堂入りが約束されるものと考えています。


―これまで存在しなかった市場やニーズ、需要も作り出し、売上を作れるというお話がありました。既存需要や市場ボリュームがない、または小さいとわかっている中、この先伸ばせる、この商品なら戦えると判断できるポイントや考え方があればご教示ください。
川村 貴士氏:
まずは楽天で例えますが、ある程度顧客層が限定されています。(30代~50台の主婦)が圧倒的に多いモールなので、その方が好まれる商品であるのがまずは大前提です。
次に考えることは、
配送が安く済む(通常配送で物が小さく軽いものがよい)
映えるもの
価格が圧倒的に安く戦えるもの
になります。けして現在の規模が小さいからと言って売れないわけではありません。思わぬホワイトスペースの可能性もありますので、慎重に検討する必要があります。
○講演タイトル
「売り上げアップの秘訣は「優良顧客の購買行動を知る」事だけだった!現役楽天コンサルが成功の秘訣を大公開!」

○講師プロフィール
株式会社エフ
副社長
川村 貴士氏

・香川県フリーペーパ事業立ち上げ7年
小売店舗飛び込み訪問20,000件以上経験
・楽天株式会社4年(中国エリアリーダー)
楽天賞受賞
・株式会社エフ 副社長

・全国で約100店舗のEC通販店舗をサポート
EC通販コンサル、ディレクターとして従事
中小企業庁「ミラサポ」EC通販専門講師を務める
愛媛県宇和島市や熊本県庁委託事業でEC販路拡大における雇用促進プロジェクトで専任講師を務める。

☆成功事例
①練り物店舗(制作+コンサル)
オープン2か月で→月商500万、2年後→月商7,500万(他モール展開後モール全体で)
②スイーツ店舗(制作+コンサル)
月商200万の店舗からギフト商品を展開→3年後にギフト商戦月には月商1億
③和菓子(制作)
有名な店舗様のクリエイティブのみ担当しバレンタイン、母の日、敬老の日などの専門商品ページを担当
④海鮮刺身(制作+コンサル)
オープン半年で→月商3000万
⑤スイーツ店舗(制作+コンサル)
月商500万の店舗からギフト商品を展開→2年後にギフト商戦月には月商1億


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