株式会社マクロジ
青桺 諒亮氏

2024年9月定例会にて「激戦のEC市場での売上UP術 ~EC × SNS で「短期的」「中長期的」に成長していく戦略とは~」と題して、株式会社マクロジ 青桺 諒亮氏に、今回はebsとして単独インタビューさせていただきました。
定例会の詳細はこちら

講師: 株式会社マクロジ 青桺 諒亮氏

―モール内での競争が激化し、今後はSNSマーケティングによってモールへ誘導する施策が有効であるということですが、モールごとに誘導の仕方のコツに違いがあれば教えてください。
青桺 諒亮氏:
ご回答:モール別で誘導のコツの違いはないのですが基本的には売上を伸ばしたい「商品ページ」にダイレクトに飛ばすことで離脱を防ぐことを意識するといいと思います。
あとはモールがなにもイベントをしていない期間に飛ばしてもCVしない状態になってしまいますので、SNSの施策とモールイベントのタイミングがリンクしていることはMUSTです。
―SNS広告で最もPVが多い媒体はFacebook広告(Instagram含む)であるとのことですが、Facebook広告でセグメントを絞り込んで想定ユーザ数がどのくらいの人数になったときにFacebook広告が最も効果的に機能しますでしょうか?
青桺 諒亮氏:
想定ユーザー数はそこまで意識しない。が回答になります。市場がない(検索されない)商品であったとしても、Facebook広告のような媒体でクリエイティブ(画像や動画)を用いて「こんな商品があったんだ!」という体験をしてもらうことが重要なので想定ユーザーが少ない=市場開拓しないといけない=SNS強化をしないといけないと考えていくと整理しやすいかもしれません。


―インフルエンサー広告を出稿する場合、まずは複数のインフルエンサーに依頼をかけて自社商品との相性を確かめるのがよいとのことですが、どのくらいの期間を取って効果を検証するのがよいでしょうか?
青桺 諒亮氏:
効果検証期間は半年~がミニマムと考えて頂くといいかと思います。短期的に何かしらの影響で結果に繋がることもあれば、時間を掛けてきたものが半年後、1年後に爆発してV字回復するケースもあるので、短くても半年は実施をしていただくことが最終的には費用対効果がよくなる選択と考えます。
―SNSマーケティングをこれから始めたいと思ったときに、まず何から手を付ければよいでしょうか?また、これまでSNS運用をほとんどやったことがなく、担当者がいなくても御社へ相談することは可能でしょうか?
青桺 諒亮氏:
すべて実行することが理想ですが、選択と集中をする場合は、短期的・中期的・長期的な施策に分かれるため、SNS広告配信>インフルエンサー>SNSアカウント運用の順で短期~長期施策になると考えて頂き、何を求めるのかから判断していただくと良いかと思います。社内に担当者がいない場合でも戦略設計から運用代行まで対応可能ですので、弊社にご相談いただければすべて対応させていただくことも可能です。
○講演タイトル
「激戦のEC市場での売上UP術 ~EC × SNS で「短期的」「中長期的」に成長していく戦略とは~」

○講師プロフィール
株式会社マクロジ
EC事業本部 部長
青桺 諒亮氏

福岡県出身。
上場企業へ入社後、法人向けコスト削減コンサルティングに従事。入社後1年で管理職へ昇格。6年間で累計300社以上を支援。
2020年に起業し、法人向け商品/サービスの認知拡大のコンサルティングの支援に携わり、2021年にマクロジへ参画。
クライアントの売上拡大/課題解決の支援を中心に、商品の認知拡大やブランディングまでサポート


EBS定例会参加表明

イーコマース事業協会ご入会お申し込み