2020年2月定例会にて、「計画ゼロ、資金ゼロ、経験ゼロで「ふんどし」という超絶ニッチな商品を選んだワケ」をテーマにお話頂いた、合同会社アウトワールド 岡村氏に、今回はebsとして単独インタビューさせていただきました。
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合同会社アウトワールド 代表社員 岡村 篤様
ただ、前の会社自体は悪い会社ではないのですが、体制とか人とか会社としての進む方向とか色々あって、何かの許容量を超えた瞬間に反射的に「辞めます」と言った覚えがあります(笑)
その報告を妻にしようと思い、子供を親に預けて2人で話がしたいと言って、外で食事をしたのですが、妻は離婚を切り出されると思った様で、「なんだ、そんなことか」と言われました。
能天気な一家ですみません。思い立ったが吉日です。
しらんけど。
正直下着業界にいたわけでも何でもないので事業としてのゴール設定というか目標が無いんです。
ただ、仮説に対してリピート率という結果があったので、続けていけば雪だるま式に上がっていくだろうと、そのうち損益分岐点を超えるだろうと、そんな感じです。
去年何とか黒字化しましたが、色々投資もしているのでこれからという感じでしょうか。
最近は社内規格に沿ってですが、発注自体を女性スタッフに任せています。
選考基準というか、スタッフにしろ、外注先にしろターゲット層に近い女性の方を選ぶようにしています。
個人的にですが、やはり女性の方がきめ細やかでこだわりが強い気がしていて企画やデザインは向いてるかなと。単に女性が好きだからという事かもしれませんが(笑)
代わりに男性目線での意見は言うように努めています。
大体金額とか取捨選択とかが多いですかね。あと、外注の場合は小さく少量から初めて関係性を構築してから大きな発注をするようにしています。
その上で、注文数の増加もあって止めてしまったものもありますが、手書きのメッセージや購入や向けのクーポン、注文回数に応じた粗品などなど。
ほとんどがEBSの参加店舗さんや勉強会などで教えてもらったことを参考にしていますね。
1月の講師の方が言っていたサービスも早速テスト導入しています。やはりこういった具体的なものは、他店舗さんの意見などを参考に自社でも行うのがいいですね。是非、情報交換会で聞いてください。
ちなみにEBSでは懇親会にあたる部分を情報交換会と言っています。
講義(定例会や勉強会)でインプットした内容を元に、情報交換会でアウトプットする。これをセットで行うことで、より結果に繋がりやすくなるのではと思います。
皆さまのご参加をお待ちしております。
―『ワーク・シフト』(リンダ・グラットン著,プレジデント社)を読んだことがきっかけとなり、子どもが二人いてローンも残っている中で、資金も計画もないままに起業されたとのこと。
簡単ではないご判断だったと思いますが、ご家族とはどのようなお話しをされたのでしょうか。
またその際に反対はされなかったのでしょうか。
岡村 篤氏:
そういう時代がくるから準備しないとなーとは考えていましたが、すぐに会社を辞めるつもりはなかったんです。ただ、前の会社自体は悪い会社ではないのですが、体制とか人とか会社としての進む方向とか色々あって、何かの許容量を超えた瞬間に反射的に「辞めます」と言った覚えがあります(笑)
その報告を妻にしようと思い、子供を親に預けて2人で話がしたいと言って、外で食事をしたのですが、妻は離婚を切り出されると思った様で、「なんだ、そんなことか」と言われました。
能天気な一家ですみません。思い立ったが吉日です。
しらんけど。
―「女性用ふんどし」というニッチな商材ゆえに、商品や市場を理解してもらうための苦労が多くあったかと思います。現在は多店舗展開をされておられますが、事業として「これはいける!」と手ごたえを感じたタイミング・出来事があれば教えてください。
岡村 篤氏:
それはいまだにありません(笑)正直下着業界にいたわけでも何でもないので事業としてのゴール設定というか目標が無いんです。
ただ、仮説に対してリピート率という結果があったので、続けていけば雪だるま式に上がっていくだろうと、そのうち損益分岐点を超えるだろうと、そんな感じです。
去年何とか黒字化しましたが、色々投資もしているのでこれからという感じでしょうか。
―専門的な業務はクラウドワークスなどの外注をお使いとのこと、ディレクションの工夫として「情報はできる限りつぶさに伝える」「Google検索を利用してイメージに近い画像を見せる」などを伺い、大変参考になりました。
岡村様は男性ですので、顧客層の30~40代女性ならではの感性や好み(色・柄・雰囲気)などを掴み辛いのではないかと思うのですが、外注時に伝える細かな情報とは、どのように収集・取捨選択しているのでしょうか。
また、クラウドワークスで仕事を依頼する相手を選ぶ際に重要視していることなど、選考基準のようなものがあれば教えてください。
岡村 篤氏:
おっしゃられるように企画とかデザインとかの感性の部分は分からないので、社内規格(発注フォーマットや方法)以外の部分は外注さんにお任せにしています。最近は社内規格に沿ってですが、発注自体を女性スタッフに任せています。
選考基準というか、スタッフにしろ、外注先にしろターゲット層に近い女性の方を選ぶようにしています。
個人的にですが、やはり女性の方がきめ細やかでこだわりが強い気がしていて企画やデザインは向いてるかなと。単に女性が好きだからという事かもしれませんが(笑)
代わりに男性目線での意見は言うように努めています。
大体金額とか取捨選択とかが多いですかね。あと、外注の場合は小さく少量から初めて関係性を構築してから大きな発注をするようにしています。
―リピート率が40%ほどあるとおっしゃっていましたが、新規顧客向け施策、リピート顧客向け施策として、それぞれどのようなことを行っているのか、またそれはどのような頻度で実施しているのかを教えてください。
岡村 篤氏:
基本的には商品力・サービス力が決めてだと思います。その上で、注文数の増加もあって止めてしまったものもありますが、手書きのメッセージや購入や向けのクーポン、注文回数に応じた粗品などなど。
ほとんどがEBSの参加店舗さんや勉強会などで教えてもらったことを参考にしていますね。
1月の講師の方が言っていたサービスも早速テスト導入しています。やはりこういった具体的なものは、他店舗さんの意見などを参考に自社でも行うのがいいですね。是非、情報交換会で聞いてください。
ちなみにEBSでは懇親会にあたる部分を情報交換会と言っています。
講義(定例会や勉強会)でインプットした内容を元に、情報交換会でアウトプットする。これをセットで行うことで、より結果に繋がりやすくなるのではと思います。
皆さまのご参加をお待ちしております。
○講演タイトル
「計画ゼロ、資金ゼロ、経験ゼロで「ふんどし」という超絶ニッチな商品を選んだワケ」
○講師プロフィール
合同会社アウトワールド 代表社員 岡村 篤様
2003年 大阪芸術大学 工芸学科 陶芸コース 3回生で中退 2004年 箕面市のカフェでアルバイト後、閉店を機に就職活動 某デザイン会社へ営業職として勤務 2006年 某スポーツ用品会社へ転職しEC部署の担当に 2014年3月アウトワールド創業 2016年11月法人化 今に至る
「計画ゼロ、資金ゼロ、経験ゼロで「ふんどし」という超絶ニッチな商品を選んだワケ」
○講師プロフィール
合同会社アウトワールド 代表社員 岡村 篤様
2003年 大阪芸術大学 工芸学科 陶芸コース 3回生で中退 2004年 箕面市のカフェでアルバイト後、閉店を機に就職活動 某デザイン会社へ営業職として勤務 2006年 某スポーツ用品会社へ転職しEC部署の担当に 2014年3月アウトワールド創業 2016年11月法人化 今に至る