はじめに
イーコマース事業協会(会員数220社)は、日本で最も歴史があり、日本最大級の“イーコマース(EC)事業者の商工団体”として活動している団体で、“イーコマースの経験・知識・情報を持った人が集まる場” を合言葉に、関西を中心に 日本全国からネットショップ関係者が定期的に集まって互いに学びあっています。
私はイーコマース事業協会会員で、広報委員会に所属の株式会社オオトモ 田中健志と申します。
先日行われた「第173回定例会・情報交換会」の参加者の1人として、当日のレポートを報告致します。
11月9日13時からの各委員会開催の後、14時から「第173回定例会・情報交換会」が「新大阪丸ビル別館2-3号室」にて開催されました。
参加人数は会員:84名 ゲスト :6名。
今回は【Amazonでは買えない【共創価値】をつくる、つながるワークショップ】をテーマに、楽天大学 学長 仲山進也様と富士通デザイン株式会社 タムラカイ様に2部構成でご講演頂きました。
楽天大学 学長 仲山 進也 様が登壇
ご講演タイトル 「 共創価値のつくり方 」
■聴講者の声
普段のEBS定例会では座学が主になることが多いのですが、今回はご登壇早々机を片付け80名の参加者が大きな円を作るところからスタート。
これから何が始まるのか?、戸惑いながら1つの大きな円を作り、数を数えます。
普段は仲の良い会員と固まることが多いのですが、20名づつ無作為に作られた4つのグループが出来上がりました。
「ニックネームを覚える」
20名がそれぞれ呼んで欲しいニックネームを名札に入れ、7分間の間にグループ全員の名前を覚えます。
覚える際には相手とハイタッチ!
相手の特徴を観察しながら、ニックネームを覚えていきます。
ここで今まであまり話をしたことのかった会員と話すきっかけが生まれたことが、後々わかりました。
「斜にかまえる、斜にかまえない」
ある商品を1分間、「斜にかまえた」目で見て、お互いに感想を言い合います。
その後の1分間で今後は「斜にかまえない」目で見て感想を言い合います。
「斜にかまえる目」と「斜にかまえない目」では、同じ商品でも全く違って見えてきます。
見方によって、微妙な点に気づいたり、先入観がなくなってきます。
捉え方は選べ、商品の価値は何と比べるかで、同じ商品でも違って見えてくるということを学びました。
タムラ カイ 様が登壇
ご講演タイトル 「 つながるワークショップ 」
■聴講者の声
「100の表情をつくる」
通常、「絵心がない」と言われると、それはお手本に対して出来上がったものが、似ているか、似てないかという話として捉えてしまいます。
似ていないのは「画力がない」のであって、もともと人間には表情を読む力が備わっているため、記号や形の組み合わせだけで、表情に見える「絵心」は備わっている、っということを、実際に14のパーツで100通りの表情を作ることで学びました。
「ついやってしまう16のコト」
次に16分割にした紙に、自分がハマったものや、熱く語れるテーマを書いて、グループ内で見せ合います。
同じようなものにハマった人に親近感を覚えたり、意外なものに詳しい人には突っ込んでみたり。
それらを経験や持ち味を「再構築」して、自分の「強み」と出来ることを学びました。
「スパイラルマップ」
自らの強みがわかったところで、今度はそれを活かしたスパイラルマップを、2人1組になって作成。
インタビューしながら相手の1年後を先ほど習った絵を使いながら作っていきます。
自分のことではないので、面白いアイデアを入れてみたり、悩みが問題があるのであれば、自分だったらこうする、っといったものを入れながら作り、お互い相手に発表します。
そうすることで、自らの強みで今まで思いつかなかったようなことが見えてきました。
情報交換会 個室居酒屋 酒と和みと肉と野菜 新大阪店 参加者62名
定例会終了後は、情報交換会
定例会が終了した後は、個室居酒屋 酒と和みと肉と野菜 新大阪店て情報交換会が行われました。
イーコマース事業協会は “業種・業態・地域・経験・年齢・立場” が異なる会員同士が、イーコマースという共通のテーマで対等の立場で学んで、会って、お互いに情報交換しながら自分のビジネス向上の気づきを得る場として情報交換会を行っています。
今回の情報交換会は62名(講師含む)名が参加し、お互いに知見を交換しあったり、相談しあったり、激励しあったりしていました。
次回は2月8日に開催です!
次回の第174回定例会も新大阪で開催予定です。
イーコマース事業協会の定例会についての詳細は、こちらをご覧ください ≫ https://www.ebs-net.or.jp/regular_meeting/
2019年11月10日 株式会社オオトモ 田中 健志(広報委員会)